結核 感染 確率

結核が感染する確率について

かつては不治の病として恐れられた結核ですが、感染する確率はどれくらいあるのでしょうか。
結核は空気感染します。
結核にかかった人が咳やくしゃみをすることで菌が空気中に飛び散り、その菌を他の人が吸い込み感染するのです。
空気中の菌を吸い込んだとしてもほとんどは体の免疫力により感染することはありません。
しかし、中にはしぶとく残る菌も存在します。
その場合も体の免疫力が封じ込めて一生発病せずに終わります。
この菌が体内に潜伏し発病していない状態を「感染」と呼ぶのです。
感染しただけならば人にうつす確率はゼロです。
結核で怖いのは感染よりも発病なのです。
発病する確率はBCG接種を受けた人で5%から10%であると考えられています。
発病までの年数は1年以内が最も多いと言われています。
しかし、中には何十年経ってから発病するケースも報告されており、どのような経緯で発病に至るのかはまだ解明されていません。
抵抗力の弱い高齢者などは特に注意が必要どされています。

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昔は不治の病として恐れられていた結核は、昭和20年代半ばまで死亡原因の第1位でしたが、戦後の医学の急速な進歩により激減しました。
結核にかかる確率もかなり低くなり、不治の病のイメージも薄れてきました。
しかし、一方で年間2万人以上の新たな結核患者が発生しています。
結核の初期症状は風邪と非常によく似ており、発見が遅れることも考えられます。
感染する確率が下がったとはいえ、まだまだ発病する可能性がある恐ろしい病気です。
疑われる症状がある場合は、早めに受診し、適切な治療を受けることが大切です。
特に、家族に小さい子供や高齢者がいる場合は家族間で感染する確率が高くなります。
結核は適切な治療を行えば完治します。
薬を途中でやめてしまったり、医師の指示通りに服用しなかった場合には菌が薬に対して抵抗力を持ってしまう可能性があります。
そうなると、薬が全く効かなくなり完治する確率も下がります。
薬はきちんと服用する必要があります。
いずれにしても、発病したら医師の指示を守ることが最重要となります。