結核 治療 昔 山

昔は山へ行っていた結核の治療について等

結核とは細菌性の感染症の一種で、ずっと昔は発症すると命に関わる可能性の高い疾患としてよく知られていました。
現在では治療方法が確立しているので大丈夫ですが、長く放置すると命に関わる可能性は出てきてしまいます。
 結核は原因となる菌が体内に入り込むと体のあらゆる部分で増殖しますが、その中でも肺が患部となるケースが有名となっています。
口や鼻等から侵入したりした原因菌が、最終的に肺に辿り着いて増殖する事で様々な症状が現れてくるのです。
 結核を発症した場合に現れる症状としては発熱や全身の倦怠感、患部が肺なら咳や痰等の症状が挙げられます。
この状態から更に進行すると血痰や息切れ、異常な体重減少等といった症状が現れてくる事が多いとされています。
 ちなみにこの疾患は感染から発症までの潜伏期間が、他の感染症に比べて非常に長いという特徴があります。
また結核の原因菌に感染した全ての人が発症するわけではなく、実際に発症するのは全体の約2割程度だと言われています。

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 結核の治療方法に関しては薬物療法を行うのが基本となっていて、高い殺菌作用を持つ薬等が処方される事になります。
この時に処方される薬は治療の途中で変更される事もありますし、殺菌作用を持つ薬が数種類処方される事もあります。
これは近年になって従来の薬に対して耐性を持った菌が出てきたためで、そういった菌も逃さずに退治するために数種類の薬が処方されるのです。
 ちなみに昔は結核治療というと患者を山に連れて行って、山にある専用の施設で治療を行うというのが基本となっていました。
昔は結核の治療方法が確立されていなかったため、山のような空気の綺麗な所で過ごすのが効果的と考えられていたのです。
 また結核は周囲に感染させる力を持っていて、前述したように昔は発症すると命に関わる事も多くありました。
そこで人が出来るだけいない環境を考えた結果、山に患者を連れていくのが良いという事で山に施設が作られたのです。
 山で昔行われていた治療には特効薬がなかったため、治すのはもっぱら本人の力に頼るという形が昔の主流とされていました。
現在では特効薬も開発されているので昔のように山に行く必要はなく、病院の治療で完治させる事が可能となっています。